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デジタル広告を変える:ソーシャルメディアの6つのトレンド

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  • デジタルマーケティング

競合プラットフォームの乱立とそれに伴い加速するエンゲージメントの分散化、さらにユーザーの集中力の持続時間の減少ーこれらの要素はブランドがソーシャル・メディアを通じて消費者の注目を喚起することをますます難しくしています。

ここでは、今後もますます発展の期待されるソーシャル・メディアにおいて、デジタル広告をフレッシュで効果的なものに保つために知っておくべき6つのトレンドについてご紹介していきましょう。


1. デジタル広告に費やされるコストの増加
ソーシャル・メディア広告に投入される費用は年々増加傾向にあります。あるエリアでは2020年にはテレビ広告を越えるとの予測も。

知っておくべきことは、広告を出稿するための支払いが完了すればそれで終わりということではないということ。Googleアドワーズやほかのソーシャル・メディア・プラットフォームを活用して、投資に対するリターンを獲得する戦略をすぐさま実行に移さなければなりません。そして、ストーリーテリングは依然として今日のソーシャル・メディアにおける成功の要であり、広告においても当てはまるということを忘れないようにしてください。


2. チャットボットが強化するカスタマー・エクスペリエンス
チャットボットはソーシャル・メディアおよびコンテンツ・マーケティングの未来を形作る注目すべきテクノロジー。Facebookメッセンジャーのようなプラットフォームにチャットボット機能が搭載されることで、その大いなる可能性を目の当たりにしています。ここにはチャット決済や自然言語処理機能・ハンドオーバープロトコルなどの要素が含まれており、これらの機能の多くはまだベータ版ですが、将来有望であることはすでに確認済み。

このテクノロジーがますます発展していくことにより、スピーディーかつ効率的な購買プロセスに対するユーザーの高いニーズを満たすことができるようになります。


3. オーガニックなリーチの減少
ソーシャル・メディアにおけるオーガニックリーチ、つまりあなたのポストが有料のプロモーションなしに表示されるユーザーの数は減少傾向にあります。何気なく眺めているフィードの多くにおいて、フォローしているブランドよりも友だちや家族による投稿の方が優先されていると感じたことはないでしょうか。

このことはつまり、ブランドはフィードの一番下に追いやられてしまったということなのでしょうか?もちろんそんなことはありません。では、広告に莫大な費用を費やさずにソーシャル・メディアの表舞台にブランドをキープするための秘訣は何だと思いますか?それはなによりも、ユーザーの好むハイクオリティで魅力的なコンテンツをこまめに投稿すること。投稿がよりエンゲージメントを集めることができれば、コンテンツはより上位に位置付けられるようになります。


4. 依然として支配的なFacebook
2018年はFacebookにとって波乱含みの年であったことには異論はないでしょう。少なからぬ論議やスキャンダルがか巷を賑わしました。しかしそれにも関わらず、Facebookは依然としてソーシャル・メディア業界を支配しているのであり、それは当分の間変わらないように思われます。

仮にFacebookのいくつかのアルゴリズムが変更され、消費者にオーガニックにリーチしたいと考えているブランドにとって暗雲が立ち込めるようになったとしても、降参すべきではありません。そうではなく、戦略をどう練り直せばより多くの消費者にリーチすることができるようになるのか、新たな方法を探すべきなのです。


5. 若い世代に人気のエフェメラル系コンテンツ
エフェメラル系コンテンツとは画像や映像などのメディアを中心として短い時間にシェアされた後に消失するコンテンツのこと。エフェメラル系コンテンツを利用した人気のチャンネルにはSnapchatやInstagramがあり、「自分らしさ」を打ち出せるとしてたちまち若い世代の間で人気となりました。

この機能にストーリーテリングの要素を取り入れて巧みに活用し、若い世代の注目を集めるというのは有効な方法のひとつです。


6. サブスクリプション型モデル導入の可能性
男NetflixやHuluなどのサービスを通じて、サブスクリプション型のサービスはわたしたちにとって馴染み深いものとなりました。つまり、決まった料金を毎月支払い、アド・フリーの大量のコンテンツにアクセスできるというもの。すでにいくつかのニュース・メディア・サイトも広告を取り除いたサブスクリプション型のサービスをスタートしています。

このアド・フリー型サブスクリプション・モデルはいつの日かソーシャル・メディア・プラットフォームにも登場するだろうと考えられています。Facebookのあのスキャンダルの直後には、ユーザーの怒りをなだめるためにアド・フリー型サブスクリプションの選択肢の採用を検討しているという話題がニュースを騒がせたのは記憶に新しいところです。


おわりに
これらのトレンドから学ぶことがあるとすれば、それはソーシャル・メディアがデジタル広告の世界におけるパワフルかつ好戦的な力を持っているということ。こういったプラットフォームにおいてブランドを守りたいと願うのであれば、今後起こりうる変化に対して常に警戒し、互角に対応するための必要な調整を行っていくことです。


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