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ブランドジャーナリズムって言われるけど何か無理がない?!「いいえ、無理は無いんです」その理由とは?

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  • データビジュアライズ

昨今のコンテンツマーケティングブームは売り手である(つまり当社もですが)企業ばかりが一方的に走っている感がありますね。

カーツメディアワークスもコンテンツマーケティングにじっくりと取り組んでおり、日々研究の毎日です。しかしここで、しっかりと今加熱している多くのコンテンツマーケティング業者と線引しなければいけないと考えています。

「自社のメディアで良質なコンテンツを発信してコミュニティ(ファンベース)を築いていく」

とすることが当社のコンテンツマーケティングの大前提なわけですが、SEO企業やクラウドソーシング企業(特にSEO企業)は、とにかく今までの事業領域から脱却・拡大するためゴリゴリ攻めすぎて売り手のメッセージだけが目立ってしまい、その攻め方が市場全体の印象を非常に悪くしてしまっているんです。


「コンテンツマーケティングはどうせSEOがらみでしょ」と言われると当社は悲しくなります。むろん、当社でもSEO対策は大切にしていますし多くの企業にとっても重要なことなのですが、検索順位すら無視できるようになるマーケティング手法がコンテンツマーケティングだと思っています。


さて、売り手だけが加熱する日本のコンテンツマーケティング市場でも遂に「ブランドジャーナリズム」なる言葉を見かけるようになりました。今回は用語の解説とその矛盾、しかし重要なことについて書いておりますのでお付き合いしてもらいたいと思います。

ブランドジャーナリズムとは

のっけから恐縮ですが、ブランドジャーナリズムについて、決まった定義はありません。



この言葉を使ったのは、2004年にマクドナルドのグローバルマーケターLarry Light氏が始まりなのだそうです。

その後、マーケターの間で「ブランドジャーナリズム」という言葉が使われて、今に至ります。BrandJournalists.comによると、ブランドジャーナリズムとは「ジャーナリストのように、ブランドについてのマーケティングや宣伝文句とは違った物語を共有する」ことだと言います。



しかし、ジャーナリストやマーケターの中には「ブランドジャーナリズム」という言葉を否定する人も多くいます。そもそも「ジャーナリズム」とは、時事的な問題の報道・解説・批評などを伝達する活動の総称を指します。それに対して、モノを売ることを目的としてきたマーケティング業界とは、水と油のような印象があります。ここが批判されてしまうわけですね。

そんな中、今なぜ、「ブランドジャーナリズム」に注目が集まっているのでしょうか?

全ての原因は「コンテンツマーケティング」にある。

見込み客に有益な情報を届けることで、興味を持ってもらうファンベースを拡大させていくマーケティング手法が「コンテンツマーケティング」なわけですが、そのコンテンツマーケティングの流行により、多くの企業が自社でコントールできるメディア=オウンドメディアと、一見自社の所有でないようにみせておいて実はコントロールできるサードメディアを持つようになりました。


しかし、これまでコンテンツ作りやジャーナリズムについて何の知識もなかったマーケターたちは、どんなコンテンツを作り、何を語るべきなのか?がなかなかつかめません。さらにこれまで「売る」ことだけを一生懸命考えてきたため、逆に「売り込まないコンテンツ」を作るのは、難しいようです。

そこで突如として語られるようになったキーワードが「ブランドジャーナリズム」です。

ブランドジャーナリズムが伝えたいこと

マーケターの間で「ブランドジャーナリズム」という言葉が流行っている理由は、マーケターであることを忘れよう、さらにはジャーナリストのように「ファクト」に「ストーリー」を加えて伝えようというメッセージなのかもしれません。

コンテンツマーケティングはマーケティング活動の一つではありますが、やるべきことは表面的にジャーナリストと同じです。「最新の情報を、わかりやすくまとめて伝える。」というジャーナリストの使命をコンテンツメディアは背負っているのです。

また、「ブランド」という言葉がつくように、コンテンツマーケティングにより、そのブランド自体がメディアやコンテンツになるわけです。時にはブランドが主役に、ある時には脇役や悪役に、もしかしたら最終兵器なるかもしれません。


この時に意識するべきことは、いかにして見込み客にアクションを取らせるかではなく、どんな情報を提供すればユーザーから喜ばれるかという視点です。

ユーザーとコミュニケーションをとる、そのためのコンテンツにフォーカスをしようというのが、ブランドジャーナリズムが伝えたいことなのではないでしょうか。

そのコンテンツを見た人の感情や興味が動かされ、大きなインタラクションが生まれれば、ジャーナリストの「特ダネ」を獲得した時と同じ喜びです。



ちなみに私はかつて報道番組や情報番組でディレクターとして様々な事件現場を取材していましたが(中には、特ダネもございました)その時の動機やモチベーションは


1.特ダネをとって仲間や視聴者から「すごい」と言われたい

2.他社に比べてコンテンツ量、質が頭ひとつ抜けている、という自己満足

3.犯人逮捕、事件解決につながる情報を仕入れたい


でした。マーケターであり経営者である現在も、あの頃の動機に近いものがあります。コンテンツを生み出し、それを見た人の反応こそが最大のモチベーションなのです。

ジャーナリストにもなれるマーケターは強い

「ブランドジャーナリズム」という言葉は、それぞれのブランドは消費者へメッセージを届けるジャーナリストにならなければいけないというメッセージが込められています。

ジャーナリストとして消費者を喜ばせることができたとき、自社のブランド力は上がり、結果としてマーケティング効果も高く見込めるというわけです。


私はこの「ブランドジャーナリズム」という言葉、好きですね。


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この記事を書いた人

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