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IKEAのマーケティング戦略、ブルーオーシャン戦略とは

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IKEAのマーケティング戦略、ブルーオーシャン戦略とは

スウェーデンで生まれた世界最大の家具販売店「IKEA」。ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなど世界38カ国にまで広がっています。そんなIKEAの人気の秘密は、デザインのよさと低価格であること。さらに、レストランやキッズルームなど、訪れたくなる仕掛けがあることです。

今回は、ただの家具ショップではおさまらないIKEAの人気の理由を探ります。

アミューズメントパークのような「場」を提供

従来の家具販売店といえば、同じ家具を1つの場所にまとめて置くという見せ方が一般的でした。それとは対照的に、IKEAでは自社商品の家具でモデルルームを作成し、家具を置いた部屋をイメージしやすくしています。さらには、買いたい番号をメモして置き、最後に組み立て家具の倉庫からピックアップするという流れとなっています。

また商品をディスプレイする順番も、最初にモデルルームを見せて比較的高額の商品を紹介します。その後、「小物」といった安めのものを紹介することで、手に取ってもらいやすくしています。アミューズメントパークのような広さで、商品を見ながらお店を回ろうと思ったら2~3時間はかかります。

ターゲット層を意識したおもてなし

IKEAがターゲットとする顧客像は、まだ子供の小さい若いファミリーなのだそうです。そんなファミリーが少しでも買い物をしやすいようにと用意しているのが、スウェーデンの森をイメージしたプレイルームSmåland(スモーランド)です。

ここでは、4歳から10歳の子供たちを1時間無料で預かってくれます。だから、ゆっくりと買い物を楽しむことができるんですね。日本では、週末になると3~4時間待ちになることもあり、ディズニーランド並みの人気なんだそうです。

スウェーデンの味が楽しめるレストラン&カフェ

さらにIKEAに設けられたレストラン&カフェで、スウェーデンの味を楽しむことができます。その価格も、イケア ブレックファスト299円、カレー249円という、家具の低価格さに負けない、超低価格。

さらにレストランを利用すると、赤ちゃん用の離乳食を無料でもらうこともできるというから驚きです。このように、子供持つママたちが来たくなるような嬉しいサービスを用意することで、対象とするターゲットを最大限にもてなし、ファンを増やしているのではないでしょうか。

ブルーオーシャン戦略で一人勝ちのIKEA

IKEAの特徴は、家具を買わないという人も、来るだけで楽しめるアミューズメントパークのような施設となっているところではないでしょうか。他の家具販売店と差別化をすることで、ブルーオーシャンとなり、そこで一人勝ちしているIKEA。今後、日本でどのような展開を見せるのか、期待が高まります。


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この記事を書いた人

代表取締役 村上崇

国立津山高専電子制御科にてロボットエ学を専攻。報道番組のディレクターとして数々の事件、政治、トレンド情報などのリサーチから取材、リポート、編集まで幅広く手がけ、情報収集と情報発信の礎を築く。その後、PRコンサルティングファームにてIT、WEB、東証一部上場企業、グローバルブランドグループ企業、官庁など幅広い業種のPR&マーケティングコンサルティングを手がけて独立。戦略PRおよびデジタルマーケティングを中心とした株式会社カーツメディアワークスを設立。著書:「図解でわかるGoogleマーケティング」「クラウド情報整理術」「新しいWebマーケティングハンドブック」など5冊を執筆。連載実績:医療専門雑誌、金融機関向け専門誌等

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