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TikTokにおける広告:3つの成功事例

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  • デジタルマーケティング

 

2019年11月、TikTokは全世界でのダウンロード数が累計15億回を突破したことが大きな話題となりました。大多数のユーザーがいわゆるミレニアルと呼ばれる若年層であり、TikTokは昨今のインターネットの隆盛ぶりを象徴する社会的現象のひとつとして捉えられています。

広告主はオーディエンスへのエンゲージメントを高めるために新しい手法やプラットフォームを常に探し求めるものですが、TikTokは潜在的に十億人を超えるインプレッションを創出できる潜在性を備えており、オンライン広告において比類のないチャンスを提供しています。

ここでは、TikTokにおける広告の成功事例を3つご紹介しましょう。

▼1.ユニバーサル・ピクチャーズ『ルイスと不思議の時計』

2018年9月、ユニバーサル・ピクチャーズは公開予定の映画『ルイスと不思議の時計』の認知度をアップするためのキャンペーンを実施。プロジェクトのゴールはユーザーに「マジック」というテーマでエンゲージし、映画のチケットを促進することにありました。

具体的には、TikTokのユーザーに「#FindYourMagic(自分のマジックを見つけよう)」というハッシュタグを使ったコンテンツを投稿してもらうというチャレンジを実施。ユーザーそれぞれのやり方でテーマを解釈し、TikTok上で魔法のトリックを披露するよう働きかけました。

このキャンペーンでは19,000人を超えるユーザーから反響があり、「いいね」の数は130万を数えました。加えて、キャンペーンのスタートから6日間でユニバーサル・ピクチャーズは11,000人以上のフォロワーを獲得することもできました。

▼2.ジョンソン・エンド・ジョンソン「Clean & Clear

このキャンペーンのゴールは、インドの市場において新製品「My Swag」のデビューに合わせて、新しい製品広告の手法を展開することにありました。ブランド側はインドの10代の女性にアプローチを行い、製品の認知度を向上させたいと考えていました。

クリエイティブ面においては、「#UnbottleApnaSwag(自分の“カッコいい”を解き放とう)」というハッシュタグ・チャレンジを実施。5つのパーソナリティ(明るい、クール、誠実、社交的、グルメ)に合わせた5つのパッケージ・スタイルを展開し、5人のトップ・インフルエンサーとパートナー契約を結んでチャレンジのプロモーションを行いました。さらに5曲のラップを用意し、ユーザーはそこから1曲を選んで自分のパーソナリティを披露するコンテンツを制作できるように促しました。

このキャンペーンでは262万以上のユーザー制作コンテンツが寄せられ、閲覧数は19億6千を超え、「いいね」やコメント、シェアは1億7200万を超えました。さらに、オンライン上でのフォロワーを新たに1万人以上獲得できました。

▼3. 日本ロレアル「メイベリンニューヨーク」

こちらの事例ではマーケティング・ツールとしてのTikTokの実力を知ることができます。このキャンペーンの成功に先立つこと10数年前、メイベリン ニューヨークのマスカラは2007年に紹介された時から自立して洗練された、大人の女性をターゲットにしていました。そして今回、ブランドはこの製品に新たに「ガールフレンド的」なイメージを付加しようと考え、より若い世代にアプローチするためにTikTokのインフルエンサーを起用することに決めました。

すでに72万人以上のフォロワーを抱えている人気のインフルエンサー莉子とパートナー契約を結び、「まつ毛は彼氏と同じく、こちらがどれだけ頑張っても、ちっとも思い通りにならない」というアイディアをコアにキャンペーンを展開。広告では若い女性の気持ちを代弁する歌詞を備えたオリジナルソング『まつげ彼氏』をフィーチャーし、ハイパー・カール・マスカラをアピールしました。

このキャンペーンによってメイベリンは顧客層の拡大に成功し、動画コンテンツはたった1日で48,700もの「いいね」、709のシェア、そして2,907ものコメントを獲得。ブランドの認知度は80パーセント向上し、好感度は47.9パーセントアップしました。

▼おわりに

TikTokの特徴は、まるで語り掛けるようなやり方でオーディエンスにエンゲージできること。広告サービスにおいては、インフルエンサーとコラボすることはもちろん、ユーザー生成コンテンツを促進・活用することで、よりクリエイティブで成功しやすいキャンペーンを展開することも可能です。

現段階ではこのサービスはFacebookやInstagramのようにあらゆるクリエイターに開かれてはおらず、大手の広告主に限定して展開されています。今後門戸がどのように開かれていくかによっては、あまり質の良くない広告が大量生産されている昨今の広告業界において、よりクリエイティブな広告がより多く流通するための大きなきっかけになることが期待されています。


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