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【TikTok】2019年Q1ダウンロード数ナンバー1アプリに:今が参戦すべきタイミング?(後編)

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  • デジタルマーケティング

▼ 今こそTikTokにトライすべきタイミングなのか?

ここからは、今こそブランドがTikTokに参画する時期なのかどうか、どのように見極めたらいいのかについて考えてみましょう。

現在TikTokROI(投資利益率)は堅調であり、ブランドにとってはトライする価値のある「興味深い」時期と言っていいでしょう。しかも、まだ多くのブランドが参入しているわけではありませんので、競争も激しくなく、参入するにあたっての障壁は高くありません。

一方でユーザー基盤は急激に成長しているためコンテンツ不足の状態が続いており、そのためオーガニックなリーチは膨大と言えます(ほかの成熟したプラットフォームはすでにコンテンツの飽和状態にあり、結果としてアルゴリズムに基づいてフィードが厳格にコントロールされてしまうため、ブランドは広告枠を購入してコンテンツの提供主になることを求められてしまいます)。また、TikTokのインフルエンサーはオーディエンスを増やそうとしている最中であり、ほかのソーシャルメディア・プラットフォームに比べると割安な価格でコラボレーションすることが可能というメリットも。

他方で、このタイミングで参入することで期待以上の成果を得られるポテンシャルもあります。TikTok13-18歳の消費者層の大多数にリーチすることのできる稀にみるプラットフォームであるだけでなく、海外の企業があの巨大な中国マーケットにアクセスするきっかけをも提供しているのです。となれば当然ながら先手を打つことで得られるものは大きく、RedBullはすでに240万人のフォロワーを獲得しています。

それでは、TikTokに参画するのに今こそちょうどいいタイミングと考えていいのでしょうか?

長期的には成功の可能性が高いだけでなく、いまTikTokに投資することにはメリットがあると言えます。手ごろな価格で知名度を高めておくことができますし、もしそのうちTikTokの人気がフェードアウトするとしても、フォロワーをほかのソーシャルメディア・アカウントやウェブサイトなどのプラットフォームに誘導すればいいのです。もしTikTokが次代のInstagramになるとするなら、いま参入することで先駆者の称号を得ることができるメリットも。他社に先んじることで、将来参入コストが増加するころにはオーガニックに獲得した数多くのユーザーを活用することができるようになっているでしょう。

▼ TikTokでジェネレーションZにアプローチする際に気をつけたいことは?

つづいては、TikTokに参画する際に留意しておきたいことを整理しておきましょう。

もしブランドがジェネレーションZの機嫌を取りたいと考えていて、インターネットの各種のコードやポップカルチャー、TikTokのユニークな空気感に対するしっかりとした理解力があるのでしたら(あるいはそういったエージェンシーと仕事をすることができるのであれば)、ハッシュタグやミーム(模倣で拡がっていく行動やコンセプト)、チャレンジあるいはプランク(プラクティカル・ジョーク)などを利用してユーザー同士の既存の会話やコミュニケーションに自然に加わることができます。

例えば、ダンス・チャレンジに参加して、さりげなく自社の製品をフィーチャーするという手法もあるでしょう。ただし注意していただきたいのは、間違ったやり方をすると裏目に出るリスクがあるということ。ユーザーに不誠実あるいは胡散臭いマーケティング戦略だと思われてしまうと、ブランドにとってはかえって逆効果になりかねません。

別の手法としては、人気急上昇中のインフルエンサーとコラボレーションするのもいいでしょう。そうすることでTikTokのカルチャーを熟知した彼らにメッセージを代弁してもらうことができ、ブランドの認知度を上げるとともに製品やサービスをプロモートすることができます。この方法のもうひとつのメリットは、InstagramYouTubeといったほかの成熟したプラットフォームよりも割安な費用で利用することができるということ。

▼ TikTok参入への心構えはできましたか?

これまでにご紹介してきたように、TikTokは今や飛ぶ鳥を落とす勢いのあるソーシャルメディア。マーケティング業界での本格的な対応はまだこれからといったところかもしれませんが、だからと言ってトライするのは早急だということではありません。

もちろん、明確な目標やゴールを設定することなく、TikTokを加えたアプローチ戦略に切り替えるというのは、すべてのブランドにお勧めできることではありません。しかしながら、もしこのアプリケーションがターゲットとするユーザー層とマッチしていると感じているのであれば、クリエイティブな実験を追求する良いタイミングかもしれません。


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この記事を書いた人

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