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モバイル・アプリ・トレンド予想(2019年版)

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  • デジタルマーケティング

2018年はモバイル・アプリにとって大きな発展の年となりました。グーグルの新しいOS、Android Pieのリリースにより、Androidは最新テクノロジーを活用できるようにアップグレードされました。一方で、iOS12のリリースによってiPhoneは未来志向のスマートフォンに。

モバイル・テクノロジー発展の波はますます高まっており、2019年のモバイル・アプリのトレンドはとても未来的かつ魅力的なものになるでしょう。もしモバイル・アプリから莫大なエンゲージメントを手に入れたいと考えているのでしたら、2019年のモバイル・アプリの発展をフォローし、カスタマーにユニークな体験を提供することが大切。

ここでは2019年のモバイル・アプリにおける最新のキー・トレンドがアプリにどのように取り入れられていくのかについてご紹介しましょう。

トレンド予測①:オンデマンド・アプリ

モバイル・アプリにおいてまさに王道のトレンドと言えるのが、このオンデマンド・アプリ。オンデマンドのサービスや製品を提供するアプリは、あらゆるモバイル・テクノロジーの発展を常に取り入れながら、独自のジャンルを築いています。ここでご紹介するほかのキー・トレンドもすべてオンデマンド・アプリに搭載され得るもので、その機能向上に大いに役立つもの。

一見保守的に見えるマーケットであっても、最新のオンデマンド・アプリを投入することで無限の可能性を提供することが可能であり、マーケットの活性化をもたらします。オンデマンド型のサービスや製品のスタートアップにおいて、考えられるアプリのアイディアはまさに数限りなくあると言っていいでしょう。

フードや食料品、ランドリー、アルコール、薬、洋服、家電、ほかにも数多くの製品をデリバリーすることができますし、大工や機械工事、配水・配管、電気工事などの特殊な業態においても、独自のアプリを使ってオンデマンド型サービスを提供することでビジネスの範囲がグッと広がるのです。

トレンド予測②:AR(拡張現実)やVR(仮想現実)

ARやVRを利用したモバイル・アプリはスマホ・アプリの「顔」を変えてしまいました。ARモバイル・アプリは消費者を惹きつけるための大きなプラットフォームとして、ビジネスの可能性を拡大。コンシューマー向けのARモバイル・アプリに限って見ても、2018年末に9,000万インストールであったものが、2022年には4倍近くの3.5億インストールにまで増加すると予測されています。

上記からもお分かりになるように、ARとVRは2019年のモバイル・アプリの発展において、もっとも期待される先進テクノロジーのトレンドのひとつとなるでしょう。これら2つのテクノロジーはすでに多くの有名企業がこぞって取り組んでおり、アプリの数も増加傾向に。もちろん、これらの技術を応用できる業界にも制限はありません。

Eコマース・ストア、小売業者、家具ストア、アパレル・ブランドなどの多くはそれぞれのモバイル・アプリにAR/VRテクノロジーを統合しています。ARやVRなどのモバイル・アプリにおける最新トレンドを自社のアプリに統合することで、モバイル・テクノロジーがビジネスにもたらす恩恵をよりリアルに実感することができるようになるでしょう。

トレンド予測③:アプリ内課金の普及

お財布機能を組み入れたモバイル・アプリの登場により、ユーザーは金融取引をシームレスに行うことができるようになりました。近い将来、アプリ内課金を導入したアプリが物理的なキャッシュを利用しなくてもすむ世界をもたらすことになるでしょう。実際のところ、小売業において潜在的な顧客をもっとも失うのは、パーチェスファネルにおける購入ステージ(最終ステージ)と言われています。潜在顧客を確実に獲得するためには、顧客が決断を考え直す時間を与えないように、購買セクションをできるだけスピーディに、そしてシンプルなものに構築すること。そのためにはアプリ内課金のシステムが大いに役立ちます。

多くの企業はデビットカードあるいはクレジットカード、ネット銀行、代引きなど数種類の支払い方法を導入していますが、努力の余地はまだあります。2025年には暗号通貨が世界の金融取引におけるメインストリームに採用されるとの見方もあり、アプリ内課金システムの導入の際に暗号通貨を支払方法の一つとして取り入れることで、競合相手に先んじて優位に立つことができるとも言えるでしょう。

トレンド予測④:チャットボット

チャットボットは多くの先進的な企業やスタートアップの間ではすでに馴染みのものとなっており、最新トレンドのアプリの多くに採用されているほど。この革新的なテクノロジーは人間がコンピューターと関わりあう方法そのものを変えていくでしょう。

マシン・ラーニングと呼ばれるアプローチを採用して自己学習を行うようプログラミングされたボットが、テクスト入力を介してユーザーとコミュニケーションを展開。チャットボットの登場は、わたしたちの幼少期の夢であった「会話の可能なロボット」を現実のものにしようとしています。

ユーザーからの問い合わせなどに対応する用途として、メジャーな製品やサービスのモバイル・アプリの多くですでに搭載されているチャットボット。時間とリソースの効率化という点でユーザーと企業の双方に大きなメリットをもたらしています。クライアントは担当者が電話に出るまで待たされることもなく、たいていの「よくある質問」がチャットボットとの1回のやり取りで解決してしまうのです。


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