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PR会社から見たトリプルメディアマーケティング戦略とは?

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PR会社から見たトリプルメディアマーケティング戦略とは?

WEBメディアの多様化とともに、WEBメディアそれぞれが顧客に与える影響、顧客のコンテンツ消費の様相も常に変化しています。
 
マーケティング担当者が検討すべきことは、数多くのメディアをどのように使い分け、連関させるか。
 
ここではPR会社から見た、代表的な3種類のWEBメディアを対象とした「トリプルメディア戦略」をご紹介いたします。
 
 
■WEBに存在する3つのメディアとその特徴
トリプルメディアマーケティング戦略とは、文字通り、3種類のメディアを軸に、マーケティングにおける戦略を立てること。
 
その3つとは、「オウンドメディア」「アーンドメディア」「ペイドメディア」です。それぞれ簡単に説明していきましょう。
 
まず「オウンドメディア」は、自社で所有(owned)しているメディア。
 
企業の事業内容、商品・サービス、所在地などの基本情報、IRなどが掲載されたコーポレートサイト(いわゆるホームページ)が代表的。
 
その他、自社制作の特設サイト、ブログやメルマガなども含みます。
 
 
「アーンドメディア」は、顧客の信頼を獲得する(earned)ためのメディア。
 
ユーザーによるSNS、掲示板の書き込みや、第三者によるブログ記事、ランキングサイトやレビューサイトでの評価などがこれにあたります。
 
アーンドメディアの大きな特徴として、自社では内容をコントロールできないことがあります。
 
 
「ペイドメディア」は、会社が対価を支払って(paid)「広告主」となるメディア。
 
他社が運営するサイトに表示されるもので、バナー広告、リスティング広告などがこれにあたります。
 
自社はお金を払うクライアントでもありますので、当然、内容をコントロールすることができます。
 
 
■トリプルメディア戦略がもたらす相乗効果
 
トリプルメディアマーケティング戦略は、単にこの3つのメディアそれぞれでの自社の扱われを把握し、情報を発信するだけでは足りません。
 
求められるのはあくまで「戦略」です。
 
これらのメディアの特質を理解し、それに基づき、各々のメディアで取り扱われる自社情報を最適化。
 
メディア一つ一つを関連させ、相乗効果を出していく視点が必要となります。
 
 
また、トリプルメディアマーケティング戦略は、宣伝部や広報部、マーケティング部など、従来、社内において別々の部署で行われていた業務を横断して立案する必要が生じることがあります。
 
メディアの内容を作りこむだけではなく、既存の組織の見直しを含む概念でもあるのです。

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