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体験価値を提供する記者発表会(プレスイベント)のやり方

記者会見・発表会で成果を出すなら、プロに任せるのが
正解
はじめての「記者発表会」
サービス概要資料

PR活動は新製品や新サービスの発表時にプレスリリースを配信するだけではありません。それに伴う記者会見(発表会)や試食会、プレスツアーやメディア勉強会などのプレスイベントもメディア掲載を狙ううえで効果的な施策です。そして、このプレスイベントの価値が現在は高まっていると言われているのです。

なぜ、いま 記者発表会(プレスイベント)が重要なのか

記者発表会(プレスイベント)の重要性は以前と比べて向上しています。それをどのように効果的に打ち出していくかは、PRを考えるうえで大切なポイントになります。

記者発表会とひと言で言っても、メディア勉強会、試食会、プレスツアーなど、大小さまざまな規模や種類があります。

いずれも、特徴は「体験価値」を伝え、双方向のコミュニケーションを通じて、より深い理解と信頼関係を構築することが可能になる点です。従来のプレスリリースは企業からの一方向の情報発信のため、そこが大きく異なります。

そして、その「体験価値」こそが記者発表会(プレスイベント)の重要性に直結する要素です。今回は、そのポイントについて、カーツメディアワークス取締役の佐藤敦が解説します。

「今は生成AIの技術が日進月歩で発達していて、情報だけであれば簡単につくることができる時代です。オンライン上には多数の情報があふれかえっている“情報のインフレ”と言ってよい状態のなかで、“臨場感”や“感情”を伴う体験価値こそが大切になり、“面白い”や“なるほど”といった感情を喚起させることが高い価値になっているのです。体験価値はAIやデジタルでは実現できないので、リアルや生の情報の重要性はさらに増していくでしょう」

数年前のコロナ禍ではリアルの場に多数の人を集めることができず、オンライン記者発表会が主流になりました。しかし、現在は再びリアルへの回帰が進み、大半がオンラインではなく、リアルの場にメディアを集めての会見やイベントが行われるようになりました。

「便利さや効率だけを考えれば、発表する企業も、メディアも、オンラインのほうがよいかもしれません。それにもかかわらず、リアルの場でのプレスイベントが注目を集めているのは、体験価値や生の情報の価値がコロナ禍を経て、さらに高まったことの証左でもあります」

リアルの場だからこそのメリットが多数ある

記者発表会(プレスイベント)は他にも多数のメリットがあります。

「企業の経営トップなどがリアルの場で登壇し、自らの言葉で新製品やサービスについて説明すると情報に希少価値が生まれます。メディアにとっても経営トップは普段簡単に会えたり、生の声を聞けたりする相手ではないからです。また、報道番組などのテレビにとっては放映する画をイメージできることはとても重要で、発表会やプレスイベントはそこが想起しやすいところも利点です。それによりメディアへの掲載率が上がり、深い記事へとつながります」

さらに、リアルの場ではメディアからの個別インタビュー要望などにも対応しやすく、メディアとの関係性を築くメディアリレーションにもつながりやすいという点もあります。プレスイベントはPRする側の企業にとって、多くのメディアと直接会って、名刺交換ができる貴重な機会なのです。

「オンラインは企業とメディアの双方にとって相手の細かいニュアンスを読み取ることが難しく、今後のリレーションにつながりにくいことがあります。そのため私達がPRを支援しているクライアントに対しては、リアルの場でのプレスイベントや記者発表会の提案をすることが多いですね」

また、記者発表会(プレスイベント)は即⽇的に話題性‧露出機会の最⼤化を狙うことができるのもメリットです。テレビの生中継やWeb記事などでは当日掲載も珍しくありません。さらに、翌日以降に情報番組や新聞、雑誌掲載、その後もバラエティ・情報番組・報道番組の特集はじっくり取材してから特集として報道されることもあります。

記者発表会は大企業だけのものではない

プレスイベントや記者発表会と聞くと、「うちのような知名度のない企業でも記者発表会なんてできるんですか?」と心配される広報担当の方は少なくありません。

結論から言えば、答えは「イエス」です。

ちなみに、記者発表会は、企業が⾃ら主導して「良い情報」をメディアに伝える場です。記者会見はミスに対する謝罪など受け身のイメージが強いものですが、記者発表会はメディアからの取材や記事掲載を獲得するための“能動的”で、“攻めの広報”です。

「記者発表会は芸能人が登壇する華やかなものや、ホテルの大広間を使った大々的なものをイメージされることが多いですね。だから大企業がやるもので『うちではできない』と思い込んでしまう広報担当者も少なくありません。しかし、自社の会議室や店舗、工場などで、芸能人などを呼ばずに社長や事業担当者のみで行い、業界関連メディアを招待して少数・小規模で行うケースも多いです」

「体験価値を与えることができるプレスイベントや記者発表会の重要性は増しているため、それを大企業だけのものと捉えずに、効果的な手段として積極的に取り入れていきたいものです。BtoC企業のみならず、BtoB企業‧公共団体も含めて記者発表会は効果が⾼いため、うちは関係ないと決めつけずに気軽に相談していただきたいと思います」

プレスイベントの種類は多数ある

プレスイベントの種類はさまざまです。

そのポイントは「体験価値の提供」を行うことです。五感を通じて伝えることができる「体験会」のニーズが⾼まっていて、「視覚‧聴覚」に加えて、味覚‧嗅覚‧触覚など五感に訴える体験価値を提供することも有効です。

<試⾷会/体験会>

⾷品の新製品、飲⾷店のメニューや店舗を⾒て味わっていただく「試⾷会」や、製品を⾒て触って体験いただく「体験会」、新発売の⾷品、新メニュー‧化粧品‧アプリ‧家電など、体験や使⽤感を訴求したい時に開催します。

「これらは商品の特⻑や差別化ポイントなど、資料だけでは伝わらない価値を体感してもらうことができます。体験して良さを感じてもらえれば体験レビュー記事などで、より深く好意的な発信が期待できるうえ、開発者や担当者との会話を交え、ストーリー性も訴求できるところが魅力ですね」

<メディア勉強会/セミナー/ラウンドテーブル>

医療やテクノロジーなどの理解しづらい業界や特殊技術、行政などの場合には、製品について詳しく解説するセミナーや、特定のテーマや社会課題についての理解を深めてもらう勉強会、少⼈数のメディア関係者と意⾒交換やディスカッションを⾏うラウンドテーブルなど特定のテーマについて、深く掘り下げるイベントを行います。

「これらの目的は、記事化を狙うよりも、メディアに“その分野の基礎知識‧視点”をインプットすることです。BtoB企業や専⾨性の⾼いサービスや社会性の強いテーマと相性が良いですね」

<プレスツアー/内覧会/⼯場⾒学>

プレスツアーは、メディアに実際の現場‧施設を⾒てもらう体験型イベントです。施設やホテル、⼯場、観光地、製造⼯程などを理解いただくために、1泊2日などのツアー形式で行うことがあります。

「複数のメディアを1回の訪問で、⼀括して現地理解をしていただけるところが特徴です。実際の空間や雰囲気を体感しながら撮影‧取材が可能で、体験レビュー記事のような深い記事露出が獲得できます。⾷事会を設けるなどにより、メディアと運営側との関係性構築にも有効で、これらも全てカーツメディアワークスが取り仕切ります」


——ここまでは記者発表会(プレスイベント)の重要性が増していることと、その多様な形式についてお伝えしました。次回はメディア取材を獲得するために、どのように記者発表会(プレスイベント)を企画、設計すべきかについて、事例を交えて解説します。
https://www.kartz.co.jp/member/detail02/

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著者

株式会社カーツメディアワークス
取締役

佐藤 敦

実績

  • 国内BtoB上場企業の広報戦略/施策実行
  • 有名飲食チェーンの広報戦略/施策実行 
  • 大手グローバルIT企業の広報戦略
    等多数
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